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2022-05-14-Sat 雨のモンスター

_ [レース] 願いも空しく、

朝から雨。しかも大雨です。

タイヤはHSRのレースで予選・決勝と40分ほど使ったもので走ります。もちろん新品もあるんですが、Wetで新品を使うのは怖かったので、敢えての中古タイヤです。

 

Taste of Tsukubaのモンスタークラスは参加台数が多く、予選は2組に分かれます。A組には前回大会でA決勝を走ったライダーが優先的に割り振られ、B組はその他、と言った組分け。つまり、A組の方が圧倒的にタイムが速いのです。

予選中のライダー同士のレベル差を少なくするための処置だとのことですが、正直、B組は不利。前回出ていない自分は当然B組です。

 

このような組分けなので、多少のコンディション差があっても組別頭取りにならずにタイム順になってしまうこともある(実際に過去にありました)ため、出来るだけタイムを出しておかないと、仮にB組でトップだったとしても、予選総合結果では中盤に埋もれてしまう可能性があります。

 

イの一番にコースインし、タイヤが冷えないように、最初からハイベースで周回します。最初の2周は計測なし。計測開始から2周目に22秒を記録し、リーダーボードでのトップも確認。

まだまだ行けそうだったし、なにより先の組分けの件があるので、できるだけ行っておこうともう少しペースを上げた3周目。2ヘアのブレーキングでブレーキを握りながら軽く左にバンクしたときにリアが滑り出し、押し出されるようにしてフロントが切れ込んで左に転倒。そのまま2ヘアグラベルへ一直線となってしまいました。

実は記憶では、ブレーキを掛けた瞬間にフロントが左に切れ込んで転倒、だと思っていたのですが、車載動画を見るとそうではありませんでした。自分の記憶はアテにならないですね。

 

転倒した時に左のエンジンカバーを割り、オイルが出てしまいました。結果、赤旗と長いオイル処理の時間を必要としてしまい、皆様方にご迷惑をおかけしたこと、改めて深くお詫び致します。転倒時のオイル流出対策は考えたいと思います。

また、その際にエンジン内部にも泥が大量に侵入してしまい、この時点でリタイヤが決定しました。

わざわざ熊本から来て予選2周計測しただけで終了と言う、なんとも不甲斐ない結果でした。お手伝い頂いたチームの皆さん、ご協力頂いた関係各位、及び応援して頂いた皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

 

改めてレースを振り返ってみると、やはり気負い過ぎで、冷静ではなかったと思います。もっと普通に走ればよかったのですが、事前の調子が良すぎました。

 

自分にとってTaste of Tsukubaは、1993年に初めて当時のTaste of Freelanceを見て以来、憧れ続けた夢の舞台です。もしかしたら今回は結果を出せるかもしれない、と言う気負いがあったのは間違いありません。レースの厳しさを改めて思い知った今回の大会でした。

バイクの方はさほどダメージがないので、エンジンの中に泥が回っていなければ、エンジンを全バラして再組すれば、あまり手は掛からずに復旧できると思います。ライダーの方も右手親指の捻挫?だけだと思いますので、1〜2週間すれば大丈夫だと思います。作業ができるようになったら、11月に向けて再スタートです。その前に9月の鉄馬も頑張らなくては!関東からも強敵(仲間)が大勢来そうですし。(大勢勧誘しましたので)

 

何時までも凹んでいられないので、気合を入れ直して頑張ります!

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