2020-07-02-Thu 手術の様子とか。
_ [日常] 昨日受けた
右手の手術の様子です。
簡単な手術と聞いていたので余裕をカマしていたんですが、通された手術室は映画で見るようなマトモな手術室で…考えてみりゃー当たり前なんですけど、急に緊張し始めました。。。
手術時間も、手術室に入ってから出てくるまで1時間ほど掛かりました。
まず、ベッドに寝かされて血圧測定、心電図のセンサーを付けられ、体を軽く拘束され、点滴を入れられ、そして右の脇から麻酔注射です。この注射の効きがやや悪かったようで、何本も打ってました。おかげで?一日半経った今でも、注射痕が痛いっす。
無事に右手の部分麻酔が効いてきたところで、右手を消毒され、肩の当たりに衝立が立てられて手術の様子を見えなくされました。
その後は更に手術部位に麻酔を打ち、切開して、(会話によると)長さ25mm前後?のスクリューを何本か打っていたようで…。電動ドライバーの音と、肘の当たりに微妙に伝わってくる振動、手の甲あたりのヌルリとした感触(血?)のみ覚えています。
切開から縫合までは15〜20分くらいですかね?後処理の後、落ち着くまで休んで、帰宅、という感じでした。
手術が始まってしまえばなんてことはなかったんですが、始まるまではやっぱりドキドキしましたねぇ。もうまな板の鯉そのものです。あぁ、どうにでもシテクダサイ!ってカンジしかないっす。
手術自体はいいカンジで終わったようなので(先生の言動より推測)、まぁよかったです。
来週の火曜日に再度診察を受けてきます。結局スクリューを何本打ったんだろう…。
2020-07-03-Fri 変化への恐怖
_ [日常] この国の人々は
変化への極端な恐怖が有るようです。
政治はもちろんそうですし、会社の運営などもそうですよね。
何故か?と以前から考えているんですが。
現状が良くて、変わることの必然性を感じていないのなら分かるんです。でも、現状に不満があっても変えようとしない、変わろうとしない。なぜなのか。
ひとつは、変わることによってもっと悪くなったらどうしようという恐怖があるでしょうね。常に受け身の姿勢であることが多く、自ら良い方向に変えようという意識を持つ人は少数派だと感じます。中世から今まで、指示されることを好む国民性ですから。だから「変わる」というよりは「変えられてしまう」なんでしょう。
もうひとつは、もし変化によって良くなったら、今までの自分たちを否定された気持ちになるからじゃないか?と思うようになりました。自己肯定の慣性力というか、今までも自分(達)は間違っていなかった、だから今のままでいいんだ、という意識があるんじゃないかと思います。
となると…これだけ世界の変化が激しい世の中で、日本が浮上するのは難しいな、と思います。
2020-07-05-Sun 芽むしり仔撃ち
_ [日常] 今日の読書は
コレです。
大江健三郎の初の長編小説だそうです。長編といってもさほど長いわけではないので、一気に読みました。
大江健三郎独特の文章は、決して読みやすくはないんですが、これでなくては表現できないものがあるんだろうな、と思います。
肝心の中身は、もちろん面白かったです。面白いと言うと語弊がありますが、とても惹き込まれました。どうしようもない話なのですが、ノンフィクションといわれても頷いてしまうようなリアリティが素晴らしいです。
そして、現代まで続く日本のムラ社会を改めて考えされられる作品でした。疫病がコロナウィルスに重なって見えたのは、言うまでもありません。今の時代、改めて読む必要がある作品です。
2020-07-10-Fri ゴジラ
_ [日常] 「ゴジラ」を観ました。
シン・ゴジラでもなくGODZILLAでもなく、初代ゴジラです。
1954年の作品なんですよね。1954年と言えば終戦後まだ9年。朝鮮戦争が勃発したのが1950年、それが休戦になったのが1953年。自衛隊が発足したのが1954年。
作品ではやはり、戦争と核への怒りが感じられます。まだ実体験として戦争が残っていた時代ですからね。
パニックムービーであり、反戦(反核)映画でもあります。
細かいシナリオ云々は野暮かな。ゴジラという生物を生み出したこと、東京を火の海にしたこと(東京大空襲が連想された筈)、オキシジェンデストロイヤーという兵器により自己犠牲を強いられる芹沢教授という存在、今だから感じる作品全体の空気感。どれもが今なお新鮮で、観るに値する作品だと思います。
それにしても、焼け野原となった1945年からたった9年でこの作品を作ったというのは…凄い。
ポスターもカッチョえ〜。
そしてまたシン・ゴジラが観たくなりました。
2020-07-11-Sat モナドの領域
_ [日常] 読書週間?なので
今日の本はコレです。
神の話であり、宗教の話であり、哲学の話であり、宇宙の話であり。
面白かったのですが、もう一歩踏み込んで欲しい感も拭えず。クライマックスに向けての盛り上がりは良かったんですが、最後の最後でもう一つ、驚くようなネタを期待していましたが…と言う感じです。
ふと思ったのですが、この本は筒井康隆自身が「神」をどう捉えているかということを解説した本なのではないかな、とも思いました。
もちろん傑作だと思いますし、お勧めできると思いますので、興味を持たれた方は読んで損はないと思います。
でも、世界の広がりという点ではFSSの方が壮大だなぁ、と思いました。比較するもんではないのは、もちろん承知ですけど。
「神」の捉え方では共通する因子が有るようにも思います。
これで30年以上やっているんだから。やっぱりスゴイ。
2020-07-12-Sun 強盗キャンペーン。
_ [日常] 結局のところ
政府はコロナウィルスの封じ込めは諦めたってことなんでしょう。多少の被害(犠牲といってもいい)は仕方がない。それよりも経済優先、なんだと思います。
だから経済活動を制限する非常事態宣言も出さないし、GOTOキャンペーンを前倒しで実施するし、感染者数が(数字上)増えても、問題は無いとしているし。
まぁ、それが政治だと言われればそうなんでしょう。どこかで線を引かなくてはならない。そりゃそうだとは思います。
でも、少なくとも国民に寄り添った政治ではないですね。一貫して、強いものになびき、弱いものを切り捨てる、そういう政治だと思います。ブレないっちゃーブレないですけど。
数字しか見ていない財務省と、能力が無く言いなりの政府与党。自分たちの軸となる政策(ビジョンと言ってもいい)を立てられない野党。そしてなにより、自分の頭で考えられない国民。それらが行きついた先が、今の惨状です。
国がおかしいと思ったら、自分で考えて、自分が最善と思う行動をとるしかないでしょう。その結果として、GOTOキャンペーンに誰も賛同しない世の中だったらいいですね。
2020-07-14-Tue 考えないための教育
2020-07-15-Wed 校則
_ [日常] 昨日書いた
ツーブロック禁止に限らず、校則なんてモノは本来あってはならないんだと思います。だって法律があるんだから。法律以上に人権を縛るものなんて、有っちゃいけないでしょ。
更によくないのが、校則の理由を説明できず、「決まりだから守れ」と押し付けること。考えない生徒を作り出す諸悪の元のひとつです。
一億歩譲って、仮に校則を作るとするならば、それは生徒自身に決めさせるべきです。これ以上ない教育の機会じゃないですか。
そんなこと言っても、現実はそう甘くないという反論も聞こえてきそうですが、じゃ、やったことは有るのかと反論したい。
ホントに、校則ひとつとっても、未成熟な日本の社会が見えてきますね…。
2020-07-17-Fri ZX-25R
_ [バイク] 噂の
カワサキ250cc4気筒、ZX-25Rが国内発表されました。
なんと言っても4気筒ですよ!いいですねぇ!
一昔前は250ccでも4気筒は当たり前でしたが、市場変化によって消滅し、二度とないジャンルかと思っていましたが…。
まぁ、まずはこの音を聞いてください。
痺れますな!この音だけで買う人もいるでしょう。いい。
価格は頑張って100万以下にはするだろうと思ってはいましたが、予想外に安価で、ベースが82.5万円、シフターなどが付いているSEが91.3万円だそうです。
2気筒のCBR250RRがベース80.3万円、ABS仕様が85.47万円なので、かなり狙った価格にしてきましたね。
ちょっと気になるのは重量。183kgはちと重いかな?2気筒と4気筒の差はあるけど、CBRは165kgですからね。
でも、250ccの4気筒というだけで価値があるので、カワサキすげぇってカンジです。
とりあえずは、見てみたい、乗ってみたい、バラしてみたい(笑)
2020-07-18-Sat MotoGP再開
_ [レース] 今季はもう
出来ないんじゃね?と思っていたMotoGPですが、今週から再開です。
そのカレンダーはこうなっています。
※ カタールGP ロサイル
7月19日 スペインGP ヘレス
7月26日 アンダルシアGP ヘレス
8月9日 チェコGP ブルノ
8月16日 オーストリアGP レッドブルリンク
8月23日 スティリアGP レッドブルリンク
9月13日 サンマリノGP ミサノ
9月20日 エミリア・ロマーニャGP ミサノ
9月27日 カタルニアGP バルセロナ‐カタルニア
10月11日 フランスGP ル・マン
10月18日 アラゴンGP アラゴン
10月25日 テルエルGP アラゴン
11月8日 ヨーロッパGP リカルド・トルモ
11月15日 バレンシアGP リカルド・トルモ
未定 アメリカズGP COTA
未定 アルゼンチンGP テルマス
未定 タイGP チャーン
未定 マレーシアGP セパン
※=Moto2、Moto3クラスのみで開催済
未定=7月31日までに評価及び確認
同じサーキットで2週連続で行われるレースが10レースありますね。苦肉の策だとは思いますが、コレはコレで面白いかも。
残念ながら日本GPはキャンセルになりました。仕方ないですね。
そして全レース無観客になります。
その久し振りのレースでしたが、やっぱり面白いなぁ。ライディングはアートだ。MotoGPのQ2ラスト3分は燃えました。
派手なスライドでマルケスがトップに立ったと思ったら、直後にビニャーレスがトップに。そしてヌルリと速いクアルタラロが最後の最後でポールを奪取。クアルタラロは見た目の派手さはないんですが、タイムを出す。ヤマハとの相性が良さそうな感じですね。
中上選手は残念ながらQ2進出ならずで15位でした。
明日の決勝が楽しみです。
2020-07-19-Sun MotoGP Rd.2 スペイン(ヘレス)
_ [レース] MotoGPスペインラウンドが
行われました。
Moto3は小椋藍が予選15番手から見事2位。小椋藍はレース感と言うか、ポジション取りと言うか、そのあたりが優れている感じです。自分を俯瞰視出来ているのかもね。かつての青木治親を思い出させます。今回のレースも、最終コーナーで思い切りイン側の立上り重視のラインを取ったことが、結果として2位に繋がってますからね。
対して鈴木竜生は、間違いなく速さは持っているんだけど、どうしても混戦に弱い。ゴチャゴチャっとすると埋もれてしまう。ライディングテクニック云々の話じゃないんだろうなぁ。本人が一番よく分かっているとは思いますが。。。
Moto2は長島哲太がこちらも見事に2位。予選で8番手でしたが、速さは持っていたので上がってくるだろうと思ってはいました。ルカ・マリーニになかなか追いつかない悔しいレースだったと思いますが、冷静に走り切って2位は素晴らしい。開幕優勝、2戦目2位は十二分な出来でしょう。なによりチャンピオンシップの流れを引き寄せることが出来たと思います。
そして荒れ模様のMotoGPですが。まずはクアルタラロの初優勝ですね。速かったわー。ほぼ完璧でした。
そしてマルク劇場ですが…。1回目の転倒セーブはマルクでしか有り得ない神業でしたが、最後のハイサイドもまた…近年のMotoGPマシンは電子制御が発達しているので滅多なことじゃハイサイドは起きないんですが、マルクの走りが電子制御を超えちゃったんでしょうね。電子制御のフェール(異常)の可能性も無くはないですが…。マルクは転倒で右上腕を骨折、神経を痛めている可能性もあるということで、もしその場合は長引くことが予想されます。ただの骨折であることを祈ります。
転倒と言えば、予選でリンスが、朝フリーでクラッチローがそれぞれ転倒し、リンスは右肩を脱臼及び骨折、クラッチローは左手舟状骨を骨折とのこと。なんだか転倒もケガも多いですね…。高い路面温度の影響が大きいとは思いますが、やっぱり、事前の乗り込みが足りないせいで、マシンもライダーもセットアップが不足しているのかな。。。(クラッチローの舟状骨ってオレと同じとこじゃん。左右の違いはあるけど)
怪我をしたライダーの一日も早い回復を願うだけです。
2020-07-22-Wed 変化を嫌う日本人
_ [日常] 内閣支持率が
ジワリと回復しているそうです。
何もしていないのになぜ!?と思いますが、どうやら「変化を嫌う日本人」の特性が為せることのようですね。以前にも書きましたが。
大学教授で思想家の内田樹さんもこのようにtweetしてました。
「為政者が何もしないと内閣支持率が回復する」という政治学的には理解不能な現象を説明しようとしたら「日本の有権者は現状のままであることの方を現状が変化することよりも好ましく思っている」という仮説を採用するしかなさそうです。
— 内田樹 (@levinassien) July 21, 2020
そう考えると、有事の際に存在感を消す安倍首相は、その手の嗅覚だけは優れていると言わざるを得ません。
話はちょっと離れる…ワケではないですが、上記の内田さんのtweetのコメントに、興味深いものがありました。日本人は遺伝的に挑戦が苦手、というものです。リンクを貼っておきます。
「日本人は遺伝的に挑戦が苦手」脳科学でわかる国民性を中野信子氏が解説
なるほど、このような理由もありそうですね。一筋縄ではいかないなぁ。
2020-07-25-Sat RaceChronoの紹介動画 その5
_ [Web][レース] 昨日に引き続き
右手骨折のリハビリがてら、RaceChronoの紹介動画を作りました。
一応、コレで完結予定です。
モータースポーツって、他のスポーツと比較して圧倒的に「練習量」が少ないワケです。その少ない練習量を有意義に使うためには予習・復習が大切なんですが、RaceChronoはそのために非常に有意義です。
ホント、すごい時代になりましたね。
しかし右手はすっかり固まっていてシンドい。
まだ荷重を掛けてよいのかわからないので、恐る恐る動かしてます。
_ [レース] 骨折と言えば、
先週のスペインGPで骨折したリンス、クラッチロー、マルクは、三人とも今週末のアンダルシアGPに出走してきました…マジか。
リンスは右肩の脱臼と骨折、クラッチローは左手首の舟状骨骨折、マルクは右上腕の骨折。クラッチローとマルクは火曜日に手術をしたばかり。有り得ない…。
リンスとクラッチローはほぼフルに走ってました。成績はやっぱり振るわなかったのですが、それでもしっかり乗るあたりは驚愕。マルクはFP1,2をキャンセル、FP3で10周ちょっと走って、Q1に出走したのですが…。1周走ってそのままピットイン。その後走ることはなく、決勝レースはDNSとなりました。
正直言ってホッとしましたね。いやもう、いくらなんでも無茶ですよ。もしまたコケたら大変です。しっかり療養…は難しくても、次戦のブルノに備えて治療に専念してほしいですね。
リンスもクラッチローも、痛くないはずはないんですから、無理せず走って欲しいです。
2020-07-26-Sun MotoGP Rd.3 Andalucia
_ [レース] 今週末は
MotoGPの第3戦、アンダルシアGPが開催されました。
今年のMotoGPはCOVID-19の感染対策として変則開催となっており、同じサーキットで2戦連続開催するパターンが多くなっています。当然無観客開催です。
先週の第2戦スペインGPと今週の第3戦アンダルシアGPは、同じスペインのヘレスサーキットで行われます。
先週レースをしたサーキットで今週またレースをやることは、当然経験値が上がっているので、更にハイレベルなレースとなることが期待されます。
過去にはこのような開催パターンはなかったので、これはこれで面白いな、と思いますね。怪我をしたライダーには辛いですが。
まさにその反省を活かし、Moto3では鈴木竜生が見事にPole to win! 今日のレースは終始トップでレースをコントロールできた、横綱レースでした。お見事!
Moto2では長島哲太に期待が集まったのですが…。FP3でイレギュラーな(変な)転倒を喫し、後頭部を打ってしまいました。一時は脳震盪で予選出走が危ぶまれたのですが、メディカルチェックではOKが出て、何とか出走。ただダメージは有ったようで、予選は15番手。
決勝もやはり苦しかったようで、一時は9位まで上がったんですが、なんとか走り切って11位となりました。途中、2度ほどビッグスライドが起きて転倒しそうになりましたが、そこで転ばないのが今年の哲太。走り切って11位は、ポイント以上に大きな結果です。これで、2位に2pt差でポイントリーダーキープです。本気でチャンピオンを狙えますね。
This man gave it everything! 🙌
— MotoGP™🏁 (@MotoGP) July 26, 2020
Fighting through the pack in this heat! Phenomenal effort @tetsuta45! 👏#AndaluciaGP 🏁 | #Moto2 pic.twitter.com/kqzVt1LBBB
MotoGPではヤマハが1-2-3でした。クアルタラロが独走、最盛期のロレンソみたいなレースでしたね。ビニャーレスが2位、そしてロッシが3位!これはワタシも嬉しい。
中上くんも、前戦の反省を活かしてセッティングを変更したらしく、好調のまま4位フィニッシュ。序盤の出遅れが無ければ2-3位争いに絡めたはずなので、それはちょっと残念でしたが、でも自己最高位、Honda最高位です。良いレースだったと思います。中上くんの課題は序盤のペースアップですね。これさえできれば、もっと経験値が上がるし、当然表彰台だって優勝だって狙えるはずです。期待です。
次戦は8/9のブルノ。1週間が空くので、怪我をしたライダーは少しでも回復して欲しいですね。
2020-07-27-Mon なぜ「命の選別」に至るのか。
_ [日常] 理路整然と
書かれており、自分の中にある色々なモノが繋がったように思える記事でした。
新自由主義、自己責任、優生思想、なぜ小池都知事が選ばれたのか、デモが嫌われるワケ、グレタさんが小バカにされる理由、そして技術信仰と命の選別。
それらが一本の線で繋がった感があります。
ならば自分はどうあるべきか、どう振る舞うべきか。それらを考えさせられました。
エリート医師が染まった「命の選別」イデオロギー。その背景にある、我々が超克すべき思想
2020-07-29-Wed 慰安婦像
_ [日常] 韓国で民間の植物園が
慰安婦像に土下座をする(安倍首相を模したと言われる)銅像を作り、話題となっていますね。
不快に思う日本人は多いでしょうし、反発する気持ちも理解はできます。
でもちょっと待ってください。巷に溢れている「嫌韓本」はどうでしょう。あれらを韓国の人が見たらどう思うでしょうか。
「その本の内容は事実だ!」というかもしれませんが、それはあくまでも一方的な見方。嫌韓本が事実だと主張するのと同じように、銅像を作った彼らからすれば、銅像だって事実なんです。日本の首相は「謝るべき」なんです。
真実は難しい。見方は人の数だけある。信仰深いクリスチャンに「イエスなんでいるわけがない」と言っても軋轢を生むだけですよね。
ならばあの銅像に対してどうアクションをすべきか。
彼らの主張を必ずしも受け入れる必要は有りませんが、あなたの意見はそうなんですね、と認めることです。認知することです。異論があるのなら、その上で議論すべきです。
頭ごなしに反発したり抗議したりするのは、文明人のやることではありません。
2020-07-30-Thu 尊厳死議論
_ [日常] 少し前の事ですが。
私も「消えたい」と思って、毎日を過ごしていたことが有りました。何かの事故に巻き込まれたらいいのになぁとか、この立体交差を(車で)まっすぐ行って落ちたら死ぬかな?とか、そんなことばかり考えていました。言葉にしたら「死にたい」と言ったかもしれません。今思えば、自死を選んでいてもおかしくありませんでした。選ばなかったのは偶然です。
でも、ホントは死にたかったわけではないんですね。生きたかった。でも上手く生きられない。そんな中で唯一と思えた解決策が、「死にたい」なんです。
幸いにして、良い医者にも恵まれ、周囲の理解もあって回復することが出来ましたが、今振り返っても、本当に真っ暗な時期でした。
にわかに尊厳死の話題が出始めていますが、非常に危険な要素を含んでいると思います。
ひとつは、「死にたい」原因です。
なぜ死にたいのか。生きているのが辛いのは何故なのか。確かに、誰にもどうにもできないこともあると思います。ただ私のように、本当は死にたくないんだけど、死にたいと思わざるを得ないことも多いと思うのです。ならば社会でそれを支えるべきです。それをせずに、「死にたいと言っているから」尊厳死の方法を考えるというのは、あまりに冷血です。それともこれも自己責任と言うのでしょうか。
もうひとつは、社会的圧力です。
日本の社会は同調圧力が非常に強いことは言うまでもないと思いますが、この同調圧力が、死にたくない人をも死に追い込む可能性を否定できません。つまり、回復の見込みが極めて少ないと言われる難病患者に対し、「安楽死制度が有るのになぜ生きている」と追い込むのです。難病は業病だ、自己責任だ、社会的負担だ、早く尊厳死しろ。国全体がそうなるとは思いたくありませんが、そういうことを言い出す人間は間違いなく出るでしょう。
私は、死ぬ権利は否定するものではありません。ただ、それを語るには、日本社会は人権について、あまりにも未成熟すぎます。
「死ぬことばかり考えていた」ALS患者の医師を絶望から救ったもの
_ [レース] 先日のアンダルシアGPで
表彰台に登ったロッシですが、こんなパフォーマンスをしていました。
Per me è stato (quasi) come avervi lì con me! Grazie del tifo
— Valentino Rossi (@ValeYellow46) July 29, 2020
A virtual hug is better than nothing!
🎥 by @MotoGP pic.twitter.com/lj00vNKwE0
一見「嬉しそうだね〜」と思ってしまうんですが、このレースは無観客…。そう、超満員になるはずだったヘレスの観客席には、誰もいないのです。
そんな中でこんなパフォーマンスができるロッシは流石だなぁ、と思います。素晴らしい!
_ Honda Man [その、病んだ精神状態で社会全般を語るのはやめた方がいいよ。 弱者の視点に立つことは必要であるけれど、あるくくりにおけ..]
_ た。 [ご助言ありがとうございます。 私が求めているモノはシンプルです。基本的人権と、民主主義。そのためのマトモな政治です。..]