2020-07-03-Fri 変化への恐怖
_ [日常] この国の人々は
変化への極端な恐怖が有るようです。
政治はもちろんそうですし、会社の運営などもそうですよね。
何故か?と以前から考えているんですが。
現状が良くて、変わることの必然性を感じていないのなら分かるんです。でも、現状に不満があっても変えようとしない、変わろうとしない。なぜなのか。
ひとつは、変わることによってもっと悪くなったらどうしようという恐怖があるでしょうね。常に受け身の姿勢であることが多く、自ら良い方向に変えようという意識を持つ人は少数派だと感じます。中世から今まで、指示されることを好む国民性ですから。だから「変わる」というよりは「変えられてしまう」なんでしょう。
もうひとつは、もし変化によって良くなったら、今までの自分たちを否定された気持ちになるからじゃないか?と思うようになりました。自己肯定の慣性力というか、今までも自分(達)は間違っていなかった、だから今のままでいいんだ、という意識があるんじゃないかと思います。
となると…これだけ世界の変化が激しい世の中で、日本が浮上するのは難しいな、と思います。