2020-07-10-Fri ゴジラ
_ [日常] 「ゴジラ」を観ました。
シン・ゴジラでもなくGODZILLAでもなく、初代ゴジラです。
1954年の作品なんですよね。1954年と言えば終戦後まだ9年。朝鮮戦争が勃発したのが1950年、それが休戦になったのが1953年。自衛隊が発足したのが1954年。
作品ではやはり、戦争と核への怒りが感じられます。まだ実体験として戦争が残っていた時代ですからね。
パニックムービーであり、反戦(反核)映画でもあります。
細かいシナリオ云々は野暮かな。ゴジラという生物を生み出したこと、東京を火の海にしたこと(東京大空襲が連想された筈)、オキシジェンデストロイヤーという兵器により自己犠牲を強いられる芹沢教授という存在、今だから感じる作品全体の空気感。どれもが今なお新鮮で、観るに値する作品だと思います。
それにしても、焼け野原となった1945年からたった9年でこの作品を作ったというのは…凄い。
ポスターもカッチョえ〜。
そしてまたシン・ゴジラが観たくなりました。