2015-09-06-Sun デントリペア?
2015-09-10-Thu iPhone 6Sに!
2015-09-11-Fri 安保法制
_ [日常] 改めて書きますが
私は今回の安保法制に反対です。
理由はいくつか有ります。
1.明らかに憲法違反であること
自衛以外の戦力は、明らかに憲法違反です。私は自衛隊の存在そのものは限りなく黒に近いグレーだと考えており、憲法解釈上はぎりぎりの存在だと思っています。将来的には日本救援隊とかに組織を変更していくべきだとも思っています。
時の政府が、どうしても集団自衛権を持たないといけない、そうしないと日本は存在していけない、そう考えるのなら、きちんと説明し、真っ当に憲法を改定すべきです。それなくして解釈改憲などというものは、卑怯者の裏口入学のようなものです。
2.集団的自衛権は日本の安全に寄与しないこと
日本は今まで、武力を行使しない国でした。それ故、相手国からも攻めてこられなかったのです。武力を行使しない国に攻撃を加えるのは侵略以外の何者でもなく、侵略犯罪です。
しかし、集団的自衛権により、日本は武力を行使する国になってしまいます。平和国家日本の旗を、自ら降ろしてしまう愚行です。
また、戦争に巻き込まれる可能性は、間違いなく増えます。
日米防衛協力のための指針(ガイドライン)がいつの間にか改定されているのですが、これによると、安保法制はこの新ガイドラインを実現するためのものであることが良く分かります。
これによると、
『日米両国が、各々、米国又は第三国に対する武力攻撃に対処するため、主権の十分な尊重を含む国際法並びに各々の憲法及び国内法に従い、武力の行使を伴う行動をとることを決定する場合であって、日本が武力攻撃を受けるに至っていないとき、日米両国は、当該武力攻撃への対処及び更なる攻撃の抑止において緊密に協力する』
とあります。要は、アメリカ及び第三国(どこ?)が攻撃されたときは、日本が攻撃されていなくても武力を行使する、ということです。これが戦争に巻き込まれる可能性が増えることでなくて何なのでしょうか。
またもっと唖然とすることも書いてあります。
『2.日本に対する武力攻撃が発生した場合』ですが、
『自衛隊は、日本及びその周辺海空域並びに海空域の接近経路における防勢作戦を主体的に実施する。米国は、日本と緊密に調整し、適切な支援を行う。米軍は、日本を防衛するため、自衛隊を支援し及び補完する。米国は、日本の防衛を支援し並びに平和及び安全を回復するような方法で、この地域の環境を形成するための行動をとる』
とあります。
どう読んでも、上記の日本の負うべき責任に対してアメリカの責務は後退していますよね。米軍は自衛隊を支援し及び補完する、だけです。つまり戦線には参加しないと言っています。
現在の日米安全保障条約では、日本は米軍に基地を提供し、思いやり予算により駐留費用を負担することの代わりに、日本に有事が有った場合は米軍が出動することになっています。これがいつのまにか、新ガイドラインのようなものに取って代わられようとしている。日本にとって何のメリットがあるのか、まったく分かりません。この新ガイドラインはもちろん、アメリカから求められたものです。そして安保法制は、この新ガイドラインを実現するために作られているのです。
つまり、今回の安保法制によって発生する集団的自衛権は、アメリカ(及び第三国)の戦争に協力するもの以外の何物でもない、ということです。
安倍首相の狙いは何なのか。全く理解できません。「他国に誇示出来る軍事力を手に入れる」ことだけが目的だとしか思えません。
3.他国(中国)の脅威に対してどう考えるのか
これこそ外交です。いかに中国とはいえ、いきなり日本に軍事力で攻め込むことは考えられません。だからこそ尖閣には民間人である漁民をウロチョロさせているのです。そもそも、中国経済は日本の存在なくして成り立ちません。そんな国に攻め込むほど、中国は愚かではありません。
もちろん、日本に対する有事の場合は、個別的自衛権で対応可能です。
日本とアメリカが集団的自衛権を行使することで、中国がどう思うか?おそらく何とも思わないでしょう。何故なら、中国にとって対アメリカの関係はなんら変わらないわけですし、仮にトチ狂って日本に対して軍事行動を起こしたとした場合、現在の日米安保条約においては、自衛隊+米軍を相手にするわけで、それは集団的自衛権の行使によっても何ら変わらないからです。(むしろ新ガイドラインによれば中国vs自衛隊+米軍支援の形になる?)
むしろ中国(に限らず日本に敵対する国)にしてみれば、今まで先制攻撃をしない国日本だったのが、これからは日本も先制攻撃をするよ、と言っているわけですから、攻撃する大義名分を与えやすくなるのです。
そもそも、「抑止力」なんてものは軍拡競争以外の何物でもありません。いつまでそんな前時代的な考えを持ち出すのでしょうか。軍拡競争に終わりはありません。もっと生産的なものにエネルギーを使いましょう。
4.日本の国際貢献
集団的自衛権の行使により世界に貢献できる日本になる、と言う意見がありますが、それは世界に貢献できるではなく、アメリカに貢献できる、の間違いです。
アメリカへの貢献にしても、日本は軍事基地を提供し、思いやり予算を供出し、更にはアメリカ国債を大量に買い支えています。このことをもっと主張すべきです。金は出すが血は流さない。平和国家日本なのですからいいじゃないですか。そもそもそういう条約なのですから。第一、経済だって立派な貢献ですよ。
5.日本の進むべき道
第2次大戦後の70年間、日本は幸いにして、一人の戦死者も出していません。まさに平和国家なのです。日本のNGOやPKOが紛争地帯で活躍できているのは、この平和国家日本のブランド力が大きいのだと思います。
紛争には、制圧や鎮圧ではなくて対話をもって解決する。それが出来得るのが日本ではないでしょうか。それこそが日本が果たすべき国際貢献だと思います。
2015-09-18-Fri 論点は戦争法案じゃない。
_ [日常] 今回の安保法制。
反対派も賛成派も、積極的に戦争したいと思っている人は極僅かだと思います。そこでは共通している。
しかし、そこに至るプロセスが問題です。
賛成派が国を守るために集団的自衛権が必要だと考えること、それはその人の考えだから頭ごなしに否定はしません。
ただ、それを実現するための今回のやり方。これは絶対に認められません。憲法9条が集団的自衛権を認めていないのは明白です。もしそうじゃないというならば、そのための議論を深めていかなくてはならない。それなしで、政府の胸先三寸で解釈を変えるなどということは、立憲主義の破壊以外の何物でもでもありません。
集団的自衛権が必要か否か。戦後日本の大転換期なのです。より議論を深め、もし集団的自衛権が必要だと国民が(政府が、ではなく)判断したのならば、きちんと憲法を改訂すべきです。それこそが正しい道です。
正直に言うと、今回の安保法制ですぐに戦争になったり徴兵制になるようなことはないと思っています。ただ、自衛隊が派兵されて戦死者が出ることは有るでしょうね。その戦死者に生命保険が払われないかも?などということも実はあるのですが、そのことを言い出すと話が横道に逸れそうなので戻すとして。
この先、もっと独裁的な内閣が出てきたらどうしますか?
国民の意思など関係なく、暴走を始めたらどうしますか?
そうならないと言い切れますか?
そうしないためのシステムが、立憲主義なのです。歯止めなのです。
それを今回取っ払ってしまった。
何でもできるような全権を政府に委任してしまったのです。
この先どうなるのかが、本当に恐ろしいです。
憲法を変えるためには大変な労力を要するので、解釈改憲もやむなし、などという意見もありますが、とんでもないことです。
国の基盤をなす憲法がそう簡単に変えられては困るのです。
参考までに、自民党の出している憲法草案でも、「この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする」とあるのです。(その割には安倍政権は当初、現憲法の96条を「総議員の過半数」に改訂しようとしていましたが)
国の一大事なのならば、正しくその振舞いをして欲しい。いや、しなくてはいけません。
なぜそれが出来ないのか。情けなくて涙も出ません。
2015-09-19-Sat 天空の蜂
2015-09-22-Tue 鍵が開かない。
_ [日常] 退社して社内の駐車場で
ビートくんのキーを開けようと鍵を差し込んだんですけどね。
…なんか感触がヘン。
そしてキーを回そうとしても回らない。
えー、まさか鍵穴が壊れた??
まいったなぁ、と何回か抜き差ししてみても、やっぱり回らない。
えー、鍵穴が壊れることなんてあるのか?
ドアノブをガチャガチャやっても当然開かない。
仕方が無いので助手席側の鍵穴で開けてみようと顔を上げて気付いた。
あれ?このビート、ソフトトップだよ?
ふと振り向くと、ハードトップのビートがそこに。
おう、あっちがマイビートくんですよ。
そこでようやく気付きました。
まったく別のビートを開けようとしていたんですね。
ワタクシのビートくんは他車の陰に隠れて目立たなくなっており、目に付いた同じ白のビートを自分のビートだと思い込んでいたというワケです。
そりゃ開かねーよなー。
頭をポリポリと掻きつつ、マイビートくんにキーを差し込むと、今度は間違いなく開きましたとさ。
いやぁ、こんなことってありますよね?
_ じょーかー [良かったら知り合いに声掛けてみますか?]
_ た。 [是非是非お願いしたいです!]