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2017-12-05-Tue Iron Horse Dream Cup 参戦レポート

_ [レース] 日曜日に行われた

Iron Horse Dream Cupの参戦レポートです。

 

■Iron Horse Dream Cupとは

HSR九州で行われる、鉄馬による鉄馬の為のスプリントレース

【車両規則】

車両は、マルチ4気筒以上エンジンを有するモーターサイクルとする。

【開催クラス】

アイアンNK-4400ccベースの鉄フレーム車両

アイアンモンスター750'70年〜'89年までの鉄フレーム空冷車 排気量650cc〜890cc

アイアンモンスター18'70年〜'89年までの鉄フレーム空冷車 排気量650cc以上、タイヤ径18インチ

アイアンモンスター17'70年〜'89年までの鉄フレーム空冷車 排気量650cc以上、タイヤ径17インチ

アイアンスポーツアイアンモンスター以外の鉄フレーム車、排気量600cc以上

 

■12月2日(土) 10:30〜10:55、13:30〜13:55 サーキット会員枠走行

まず早朝のエンジン始動に手こずった…。

CB-F仲間二人を巻き込んで押し掛けするも、全然掛からない。いつもは始動性抜群なんだけど。

エンジンスターターを借りて掛けようとするも、これもリアタイヤがロックしてしまい、掛からない。(エンジンスターターがスクーター改造のものだったのでトルクが無かった?)。最終的にはなんとか押しがけで掛かったけど、かなりの冷や汗…。

始動後にふと気付く。キャブセッティングが薄すぎるんじゃないかと。メイン、スローとも1番ずつあげることにした。

 

走行は11月11日に行われた、Taste of Tsukuba以来。走り出しは筑波セッティングのまま。

特に問題はなかったが、筑波と比べると、カントが無くフラットなコースレイアウトであり、路面のμも低めのため、前後とも残ストロークが多めである。ただバランスとしては悪くなく、またペースがより上がったときの許容量を考えて、そのままとした。キャブセッティングもいい感じ。

当日はやや体調も悪く、フィジカル的にきつかったが、前回のHSR走行時に更新したベスト(1分11秒37)を更新し、1分11秒00を記録出来た。一発タイムではなく11秒前半でコンスタントに走れたので、レースでは10秒台を狙うつもりであった。

 

■12月3日(日) 05:30 搬入

サーキットの朝は早い。5:30より搬入を開始し、30分少々で設営を完了。レースを順調にすごすためには、設営は非常に重要である。

画像の説明

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そうそう、昨日手こずったエンジン始動は、今日はあっさりOK。やっぱり薄かった模様。

 

■12月3日(日) 10:30〜10:40 予選

参加者のレベル差が大きく、すぐに遅い車両に引っかかることが予測されるので、早々にコースインゲートに並んで先陣を切ってコースインした。

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HSR九州では、タイムアタックは殆どしたことはない。いつもの走行は安全マージンをかなり取ったマシンテストモードで走っている。それは昨日も同様。タイムアタックはレースの時だけだが、昨年のレースはWet、一昨年はエンジントラブルで不参加。よって3年前のレース以来のタイムアタックとなった。

10秒5を目標に走り出したが、路面温度も14℃と低めであり、思い切ってペースを上げる間もなく前方にはペースの遅いマシンが出現。結局タイムアタックできたのは3周であり、3周目がベストタイムとなった。

予選順位:2位/20台 (1分11秒466)

 

■12月3日(日) 15:30〜15:45 決勝8LAP

グリッドは2番手。

レッドフラッグ待機がかなり長く、コンセントレーションが少々乱れた影響か、スタートはやや失敗。ただポールスタートの下川路選手もスタート失敗でウィリーしていたため、ほぼ等間隔で1コーナーへ。

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4コーナーでトップを行く下川路選手がシフトミスで失速。チャンスとパッシングを狙うも、ちょっと届かず。

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裏ストレートで、トップを行く下川路選手が再びシフトアップミスで失速。追突しそうになるも辛うじて避け、今度はトップを奪って左高速コーナーへ。

その後は数周に渡り、下川路選手を背後に従えての周回となった。背後からの音と3コーナーとヘアピンの路面に映る影で、背後との距離を測りながら走ったが、ピッタリと追走してくる。

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5周目最終コーナー手前で、前方にバックマーカーを確認。1コーナーブレーキングでパッシングするつもりでスロットルを開けたが、僅かに届かず、前を塞がれて詰まってしまう。この時、2位の下川路選手も詰まってしまい、自分のリアと下川路選手のフロントが軽く接触。ただ大きく乱れることはなく、2コーナー立ち上がりでラップマーカーをパスして、3コーナーへ。下川路選手の影が消えたような感じだったが、振り返ることはせずに全力で逃げる。

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その後は次々と現れるバックマーカーを思い切りよくパスし、7周をクリア。そして迎えた最終ラップ。下川路選手の気配は感じられなかったが、油断せず、しかしミスをしないようにバックマーカーをパスしながら最終コーナーへ。

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最後は手堅くまとめて、チェッカーフラッグに向けてスロットルを全開。そしてトップでチェッカー!

決勝順位:優勝 (ベストタイム:1分11秒169)

 

画像の説明

 

 

初めてレースに出たのが、1995年のTaste of Freelanceで、マシンはCB750F(823cc)です。このときのフレームは今も使ってます。

それからGP80、GP125、間にネオスタンダード(VTR250)も交え、再びTaste of Tsukubaに挑戦を始めたのが2009年。なんやかんやで走り始めて20年超。

昨年あたりからようやくマシンがイメージ通りに動くようになってきて、乗るのが楽しくなってきました。そして結果も付いてきました。そしてこの優勝。本当に感無量です。

 

結果は優勝ですが、タイムは物足りないし、走りもマシンもまだまだなので、より一層精進していきます。

でもちょっとだけ休もうかな(笑)

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お前も休めや。