■　日　々　の　過　ち　■

_ [レース] ツクバに行ってきました。

久しぶりにCB900F。

天気は微妙な感じだったので、起きたときの天気の様子を見てから決めようと、早めに就寝…のはずが寝たのは23時。

2時半に起きる予定だったんだけどもなぜか1時半に起きてしまい、このまま寝ると寝過ごしそうだったので無理矢理起きる。流石に2時間半では寝た気がしない。

コーヒーを飲んで30分ほど眠気覚ましをした後、積込みなどの準備をし、午前3時に出発。

午前5時にはツクバに到着。ピットは取れないだろうなと思っていたけど予想外に空いていて、無事にピットをゲット。

　

1本目は8:00〜8:25。

ツクバをCB900Fで走るのはほぼ1年ぶりなので、ゆっくりと体慣らし。マシンも昨年組みあがってから全開で走るのは初なので、実質シェイクダウンですな。

　

仕様は昨年のレースから基本的に変化なし、でも前後のタイヤと車高を変えました。

タイヤは今まではBSのBT-016だったけれど、今回は同じBSながらフロントをBT-39SS(小型車のレース用リア)、リアをBT-090(中型車のレース用)としました。

サイズはフロントが110/80R18から100/90-18へ。リアが150/70R18から150/60R18へ。

外径はフロントはほぼ同じ、リアは半径13.5mmダウン。

リアの外径が小さくなった分をどうするか考えたんだけども、全体的に車高を下げてみるトライをしたかったので、リアはそのままに、フロントフォークの突き出しを10mm増やしてみました。

街中を軽く流してみた感じでは、リアがちょっと低い気はしたけど、特に変なトコはなし。

ファイナルもややショートを狙って16x42で。これだとメインストレートで5速に入るはず。入らないと遅いってことです…。

　

まずは3周走ってマシンチェックをするつもりでコースイン。

　

　

…お、重い！曲がらん！寝ない！なんだこのバイクは！

　

こんなのホントに乗ってたんだっけ？と最初は思いましたよ、マジで。　　

予定通りに3周でピットインし、オイル漏れなどを確認。問題なし。

さて、んじゃ走るか、とコースインしようとしたら赤旗…。最終コーナー手前でエンジンブローしたマシンがいたらしく、最終コーナーのレコードラインにオイルが出ているそうな。マジかー。

　

仕方が無いので、ピットロードでタイヤウォーマーを巻いて待機です。

しかしこの赤旗が後々にあんな影響を及ぼすとは、この時は露とも思いはしなかったのでした(引き)

　

赤旗の間にイメトレ。

・もっと大きく緩やかに曲げないと曲がらないよな。

・ハンドルをコジるとコケるぞ。ハンドルからは力を抜いて。

・前後の荷重移動を意識する。

・左右に大きく体を動かすように(重心移動)

とりあえず、これくらいを心掛けて走ろうと決めました。

　

約20分のオイル処理作業後にコースオープン。再度コースイン。

　

イメトレが効いたのか、今度は最初からあまり違和感なし。

ただ、蛇角のつき方が少なく、フロントが前に引っ張られる感じがする。S字なんか全然曲がらないし、CXの立ち上がり〜2ヘアの間も左に曲げるのが一苦労。

やっぱりトレールを減らしてみたい。新しいステムをトライしなくては(オフセット35m⇒40mmになる)。

　

ブレーキはVTR250に比べるとアホみたいに効くな…。もっと奥まで突っ込める。人間に余裕があればだけど。

久しぶりに肩にブレーキングGを感じましたよ。

　

肝心のコーナーですが、結構寝かしたつもりだったし膝もスリスリだったんだけど、まだバンク角は足りなかった模様。確かに余裕もあったし、リアタイヤも3mmくらいアマリング。

もっとスピードを乗せてスパッと入っていっても大丈夫だな。

走っている最中も「もっといけるな」とは思ったんだけど、調子に乗ってイケイケになると、突然裏切られるので、今回は慎重に走りましたよ。

今日くらいのペースでは、サスに特に問題は無し。最終の中ごろから立ち上がりではフロントがちょっとガタガタとするけど、危ない感じじゃないのでとりあえずは大丈夫そう。ペースが上がって問題が出るまではこのままかな。タイヤのエア圧でも対応出来るし。

　

と、このあたりで1本目は終了。タイムは、まぁ、あれですよ。うふふ。

　

　

2本目は雨が降る前に走りたかったので、ナンバーをつけてファミリー走行枠を走る。

でもやっぱりファミリー走行枠はダメだ。すぐに前が詰まってしまって効率がわるーい。それでも部分的には練習出来るので、隙を見て走る。

さっきよりはバイクとのシンクロ率が上がってきたかなーと思えたのは収穫かな。まだまだだけど。

とにかく、ギューッとブレーキして、サスが伸びない程度にスッとブレーキをリリースしつつパタンと寝かし、クリップではコーナー出口を睨みつつも向きが変わるまで我慢して、出口のラインが見えたらアクセル全開！

　

　

3本目、これは11:40からの走行枠だったので、最初は予定していなかったんですよ。

でも天気も持ちそうだったし、枠も空いてたし、もう少し走りたかったので、開始1時間前に券を買ってスタンバイ。

1本目の後も赤旗が出た影響で、タイスケは30分押しくらい。

ところが、走行30分前くらいから急に風が冷たく、空が暗くなってきて…。風雲急を告げる感じが！

イヤンな雰囲気を感じつつも、コースイン。

すると図ったように細かい雨が降ってきた。2周目には雨粒も大きくなってきて、3周目には路面もしっとりした感じになってしまい、4周目には微妙に滑り始めたのでピットイン。あーあ。

ピットに戻ったその周には、1コーナーでスリップダウンしたマシンも出たし、その数周後には最終で飛んだマシンも出たので、まぁ賢明な判断だった、かな。10分くらいの後には2台くらいを残してほとんどのマシンが走行を止めてました。

くそー、欲張らないでさっさと帰ればよかった。寝不足なんだし。

思えば赤旗でのタイスケ遅れが無ければ、雨に降られる事は無かったんだよなぁ…ツイてない。

　

　

っとまぁこんな感じでしたが、1回目としてはまずまずかな。次回走ればもう少しマシに走れそうな雰囲気は掴めたし、フィーリングも悪くない。

忘れないうちにまた走れればいいんだけどねー。

　

　

帰りがけにサーキット事務所に寄って、ドーバーのエントリーも済ませました。

これでもう後戻りは出来ないぜ…。