2017-03-16-Thu XREAにnamazuをインストール
_ [Web] XREAにnamazu
備忘録です。
昨日書いたとおり、XREAのサーバからnamazuが消えてしまったので、自分のディレクトリにnamazuをインストールしました。そのメモです。
まず、導入にあたっては、こちらのサイトを参考にさせて頂きました。大変助かりました。
基本的にはこのサイトの手順どおりにやれば出来るんですが、XREAは当然ながらスーパーユーザー権限を貸してくれるわけでもなく、代理でインストールしてくれるわけでもないので、自分のディレクトリに独自にインストールすることになります。そのあたりの整理をしておこうかと。
ちなみに前回namazuを導入したときの設置メモはこちら。
まずはディレクトリ構造。
この日記はひとつのtdiaryで複数の日記とblogを運用しており、そのインストールメモはここです。
そのディレクトリはこうなっています。
まず、関連ファイルをダウンロードします。
2017年3月現在、それぞれのバージョンは
・namazu-2.0.21.tar.gz
・kakasi-2.3.5.tar.gz
・Text-Kakasi-1.05.tar.gz
でした。
■まずはパスを通す
xreaでパスが通っているか分からなかったので、とりあえずやっておきました。
PATH=/virtual/userID/bin:$PATH:/usr/local/bin:/usr/ccs/bin:/usr/sbin
でOKでした。
■kakasiのインストール
/virtual/userID/local/bin/kakasi/ に移動して、kakasi-2.3.5.tar.gzを解凍。
kakasi-2.3.5ディレクトリが出来るので移動。
ここからスーパーユーザーじゃないやり方になります。
./configure --prefix=/virtual/userID
これでディレクトリを指定してコンフィギュレーションを行います。その後、
make
make install
でインストール。
■Text-Kakasiのインストール
/virtual/userID/local/bin/text_kakasi/ に移動して、Text-Kakasi-1.05.tar.gz
を解凍。
Text-Kakasi-1.05ディレクトリが出来るので移動。
上記ディレクトリの中にMakefile.PLがあるので、FTPでダウンロードするなりして、下記のように修正します
'INC' => '-I/usr/local/include',
↓
'INC' => '-I/virtual/userID/include',
'LIBS' => ['-L/usr/local/lib -lkakasi'],
↓
'LIBS' => ['-L/virtual/userID/lib -lkakasi'],
その後、
perl Makefile.PL install_base=/virtual/userID
make
make install
です。
最初は参考にさせて頂いたサイトの通りに
perl Makefile.PL prefix=/virtual/userID
で行おうとしたのですが、どうもパスが競合するらしく、
Only one of PREFIX or INSTALL_BASE can be given. Not both.
というエラーが発生。指定をinstall_baseに変更してOKとなりました。
■namazuのインストール
/virtual/userID/local/bin/namazu/ に移動して、namazu-2.0.21.tar.gz
を解凍。
namazu-2.0.21ディレクトリが出来るので移動。
直下にFile-MMagicディレクトリが出来ているので移動。
perl Makefile.PL LIB=/virtual/userID/lib INSTALLMAN3DIR=/virtual/userID/man
make
make install
でインストールです。
その後、namazu-2.0.21ディレクトリに戻り、
./configure -with-pmdir=/virtual/userID/lib --prefix=/virtual/userID
make
make install
でnamazuをインストール。
以上で、/virtual/userID/bin/にkakasiやnamazuがインストールされます。
これでnamazu本体がインストールされたはずです。
続いて、インデックスを作成するシェルスクリプトのパスを修正します。
make_index.sh
#!/bin/sh
cd /virtual/userID/libexec/
/bin/cp -u namazu.cgi /virtual/userID/public_html/userdomain/diary_1/namazu/
cd /virtual/userID/public_html/userdomain/diary_1/namazu/
/bin/chmod 700 namazu.cgi
cd /virtual/userID/namazu/nmz_diary_1/
/virtual/userID/bin/mknmz \
--verbose \
--media-type='text/html' \
--indexing-lang=ja \
--exclude='/virtual/userID/public_html/log/|/virtual/userID/public_html/error/|/virtual/userID/public_html/.*\.pending/.*' \
--use-kakasi \
/virtual/userID/public_html/userdomain/diary_1/html/ \
> /virtual/userID/namazu/nmz_diary_1/make_index.log
cat /virtual/userID/namazu/nmz_diary_1/make_index.log
echo "</TEXTAREA><HR>Finished!! </BODY></HTML>"
rm -f /virtual/userID/namazu/nmz_diary_1/namazu.cgi;cp -uf /virtual/userID/libexec/namazu.cgi /virtual/userID/namazu/nmz_diary_1/
exit
これで一通り完了です。
シェルスクリプトを実行し、ブラウザからnamazu.cgiを実行すると、namazuの検索画面が表示されるはずです。ちょっと苦労したけど、出来たのでよかったよかった。
/home/nameと/virtual/userIDが使われてますが、シンボリックリンクなんですかね?<br>どちらかに統一したほうが管理しやすいような気がします。<br>あと解凍する時に階層が一個深くなってるのが気になります(^^ゞ
おおぅ!ソレは間違いデース!日記を打つときに間違えました(汗)<br>修正しておきました。ありがとうございます。<br>階層の件は自分でもちょっと気になったんですが、まぁいいかとそのままにしてしまいました…(^^;;;