2025-05-27-Tue ChatGPTにタイヤを訊いてみた その2
_ [レース] 昨日のヤツが面白かったので
追加で訊いてみた。
>Q.
CR11で立上りのリアタイヤハイサイドが発生するが、対策は?
>A.
リアタイヤがCR11で立ち上がり時にハイサイド(スリップ→グリップ回復→跳ねる)を起こす場合、原因はおおよそ以下の3つの領域に分類できます:
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## 🧨 ハイサイド発生の主な原因
| 区分 | 原因 | 備考
| ---------- | ------------------------- | ------------------------- |
| ① 荷重不足 | 旋回中〜立ち上がりでリアに十分な荷重が残っていない | サスが抜けている、車体が起きすぎている等 |
| ② トラクション過多 | 急激なスロットルON・旋回中の強い駆動トルク | 荷重が薄い状態でトルクが一気にかかると空転しやすい |
| ③ グリップ特性 | CR11の接地特性(たわみにくく、急激に戻る) | 滑り始め→グリップ回復が鋭いので跳ねやすい特性あり |
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## ✅ 対策アプローチ(優先順)
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### 1. 【最重要】リアサスの伸び減衰(リバウンド)を強める
* ハイサイド対策で最も有効なのが「伸び減衰の調整」です。
* トラクションが抜ける原因の多くは、コーナー中にリアが「早く伸びすぎて」荷重が抜けること。
* 対策:リアのリバウンド(伸び)減衰を **1〜2クリック強める(締める)**
📌 目的:バネが戻りすぎるのを抑え、リアタイヤを地面に押しつける時間を稼ぐ。
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### 2. 【次点】車体姿勢の見直し(リア上がりすぎを修正)
* 現在のスプリング設定(リア22N/mm+プリロード15mm)は高め設定でリア荷重が抜けやすい可能性あり。
* リアの車高が上がりすぎていると、立ち上がりで前に荷重が残り、リア接地が薄くなります。
🛠 対策案:
| 項目 | 修正方向 | 効果 |
| ------- | ------------------ | ------------------ |
| リアプリロード | 15mm → 12〜13mmに減らす | トラクション重視/接地時間の確保 |
| 車高調整機構 | あれば1〜2mm下げる | リア過荷重を抑制/アクセルONで安定 |
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### 3. スロットルワークと立ち上がりラインの見直し
* CR11はたわみが少ない構造なので、グリップ限界を超えると「ズルッと一気に」いきます。
* アクセルONを急ぎすぎたり、旋回が終わる前に開け始めると滑りやすくなります。
💡 改善ポイント:
* アクセル開け始めをワンテンポ待つ(寝かしきった後)
* アクセルONは“じわっ”と。「一気に開ける」動作がスピンに直結しやすいです。
* ライン取りを見直し、立ち上がり時により車体が起きている状態で開け始められるようにする
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### 4. タイヤ空気圧の調整(温感で下げすぎない)
* CR11は冷感で空気圧が低すぎると構造が潰れ、滑り出しが早くなります。
* ハイサイド対策としてもリアタイヤの空気圧を**温感2.05〜2.10 bar(約30 psi)** に維持するのが有効。
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## 💡 まとめ:実践すべき順序
1. **リアの伸び減衰(リバウンド)を締める(+1〜2クリック)**
2. **リアのプリロードを減らす(15mm → 12〜13mm)**
3. **立ち上がり時のアクセルワークを“じわ開け”に見直す**
4. **リアタイヤ空気圧を温感で2.05〜2.10 barに設定**