■　日　々　の　過　ち　■

_ [バイク] ピストンリング交換の為に

腰上をバラしたCB900Fレーサー号のエンジンを組み始めました。

まずはピストンとヘッドのカーボン落とし。オイルを食いながら走っていたので、結構な塩梅でカーボンが蓄積してました…。

数日前からティッシュに浸したヤマハのキャブクリーナー(原液)をピストンと燃焼室に当てておいたので、割と楽に作業は進みました。んでもそれなりに大変です…。

肝心のリングの方は、新品の合口寸法を測ってみると、0.30～0.35mmというところでした。使ってたのが0.50～0.55mmだったので、やっぱり随分摩耗してましたね。張力も下がってたし。これでオイル消費もパワーも回復するでしょう。多分。

んだけど、久し振りに腰下完成状態でピストンをシリンダーに組もうとしたら、これが苦戦。いつもは全バラ状態からコンロッドを組んだピストンをシリンダーにセット、それをアッパーケースに取付けてからコンロッドをクランクに組む、という、シリンダーとアッパーケースが一体のエンジンのような組み方をしているんです。こっちの方が楽で速いので。

んが、今回は腰下をバラさないので、2気筒ずつピストンをシリンダーに入れるしかないワケで。ピストンリングコンプレッサーは持っていないので、爪で地道にピストンリングを押し込んでいくんですけどね。いや～、今までにない位苦労した。一時間くらいかかったかも。終わった後で思ったけれど、3Dプリンタでピストンリングコンプレッサーを作っておけば良かったな。

そんなワケで、今日の所はカーボン落としとピストンを組んだところで終了です。明日は完成させるぞ。