2019-02-06-Wed 絶望。
_ [無] 安倍政権の支持率が
下がらない理由を考えてみましたが。
多くの消極的支持者は、現実から目を逸らしているんじゃないでしょうか。現実逃避です。
自分たちはこんなはずじゃない。自分たちの選択は間違っていない。だから大きな変化は望まない。今から変わりたくない。つまり、今を否定されることが自分を否定されるような気持ちになるのでは?
自分たちのアイデンティティとして素晴らしい日本人像を夢見ている。目を塞ぎ耳を閉じ口をつぐみ、幻想の中に生きているんじゃないかと思います。
現在の我々が、太平洋戦争に突き進む時代の日本人を見ると「なぜ止められなかったんだ」と思いますが、それと全く同じなんじゃないかと思うわけです。自分たちの国がおかしな方向に行っていることに薄々感付いていても、その事実から目を逸らしている人が殆ど。加えて全体主義がベースに有るので、ものを言う人に対しては「余計なことを言うな」と反発する。
こんな状況ですから、きっとロッキード事件並みの事が起きても、今の政治は変わりませんよ。政権交代なんて絶望的です。だって多くの国民が、現状に不満を持ちつつも、変わることを拒否しているんですから。
安倍政権を支持している理由で一番大きなものが外交だそうですが、それも、うまく立ち回っているように見えるので内政は少々失敗しても仕方がないという、現状追認・現実逃避だとしか思えません。その外交だって、米国追従を強化した以外に何も成果は無いんですけどね。言うならば、変えないこと、変わらない事への言い訳です。
この先、内政はどんどん悪くなっていきますよ。頼みの経済だって庶民感覚ではちっとも良くならない。実際に良くなっていないことも明らかになってきました。貧富の格差はますます広がり、食べるに困る人が珍しくなくなるんじゃないでしょうか。多くの人がそれに実感として気付いているから、貯蓄に一生懸命で消費が増えないんです。
私は、少しでも自分たちの国を暮らしやすくしたいと思っているんですが、今の政権ではその未来が全く見えない。お先真っ暗です。本当に、どうしたらいいのかが全くわかりません。
私が言いたいのは一つだけ。
みんな、選挙に行きましょう。