2017-05-23-Tue 2017 Taste of Tsukuba SATSUKI STAGE Report 1
_ [レース] 5月19日(金) 特別スポーツ走行
今年から2days開催になったTaste of Tsukuba。土曜日にレースが行われるMONSTERクラスは、特別スポーツ走行も、前日の金曜日に行われます。
走行枠は3本。しかし、走る予定は2本にしておきました。GWの筑波合宿で良い感触が得られていたので、特に焦って走り込む必要がなさそうなことと、練習用タイヤが終わりつつあるのであまり無理をしたくなかったためです。
1本目は8:30〜8:55。
コースインとともに雪崩れ込むモンスターマシン達。いつもながらカッチョ良すぎて目頭が熱くなります。
クリアラップを早く取るべく、最初からペースを上げます。
バイクは快調。ほぼ問題なしです。ストレートも伸びます。
ライダーの方はもう少しだったかな。走るようになったマシンに追随出来ていない感がややあり。特に1コーナー立ち上がりからS字、1ヘアがダメで、スロットルが開けられていません。
ラインをいろいろと模索しながら、1回目の走行は無事に終了。
2本目は11:10〜11:30。
イメトレを繰り返し、明確な走行イメージを作って走行に臨みました。
1本目より大分アジャストできた感じであり、タイムも向上。GWの時のベストタイムを上回る、1分5秒フラットを記録。それも無理せず8割ぐらいのつもりで走ったタイムで、アベレージも5秒台で安定して周回出来ました。明日の予選に向けてはなかなか良い感触です。タイヤを新品に変え、同じような走りが出来れば、4秒後半には入ると確信。自信を持って予選に臨めます。
その後は車検。いつもながら緊張する車検ですが、指摘も無く無事に終了。軽く掃除をして、明日のレースに備えます。
今回も、#69のY田さんとタケxタケ レーシングを結成。CB-F2台でレースをするはずだったんですが。
Y田さんのエンジンにトラブルが発生。残念ながら出場出来ないことになってしまいました。
なかなか2台揃ってレースが出来ませんね…今まで自分のバイクがダメなことが多かったのですが、こちらがようやく走るようになったと思ったら、今度はY田さんが。無念。もちろん一番無念なのはY田さんですが…。
その後は明日に備え、パドックにテントを設営するなどしてから撤収。チームメンバーと共に宿にチェックインです。
実は5/19当日は、Y田さんの誕生日で。夕食後にメンバーが、サプライズでケーキを用意してくれました。これは感動的でしたね。Y田さんもすごく嬉しそうでした。明日のレースに出場できればもっと良かったんですが…。
その晩も、明日に備えて早々に就寝です。
_ [レース] 5/20(土) 予選
いよいよTaste of Tsukuba当日です。
レースの朝は早く、宿を5時前に出発。5時半からパドックへ、マシン、備品の搬入が始まります。
今回より2日間開催になり、エントラントも2日に分散したため、搬入準備もややゆったりした感じかな?いつもはもっとバタバタしていた感じでしたが、多少落ち着いて出来た感じです。
MONSTERクラスはエントリー台数が58台。一度に走れる台数は33台なので、予選は2組に分かれて行われます。A組は前回大会で決勝に出走したライダーが主に選ばれ、それ以外のライダーはB組からの出走となります。当然A組の方がアベレージは高いです。自分は前回出場していないので、B組からの出走。B組は走るペースが様々であることが予想出来るので、前の方でコースインし、早めにクリアラップを作ってタイムを出すことが肝心です。
予選出走位置は先着順。クルーの協力で、前から2列目の良好なポジションを確保。コースイン直後からペースを上げました。
前を走るライダーよりも自分の持ちタイムの方が速い事は想定していたので、早めにパスしてクリアラップを作ります。新品タイヤはガッチリグリップし、4周目からはクリアラップが取れ、5周目でベストラップ1分4秒461を記録。もっとペースは上がりそうでしたが、残念ながらS字で転倒者が出、赤旗中断。
ピットレーンに戻ると、暫定トップであることを知らされ、タワーの表示でトップに輝く#9を確認。嬉しかったけど、実は意外と冷静でした。浮き足立つことも無く、焦ることも無く。こんな状態でレースをしているのは初めてです。記念写真を撮る余裕もあったりして。
中断は10分以上あったと思いますが、コースもクリアになり、再度コースイン。
まだペースが上がる余裕は有ったのでもう少しタイムを上げたかったのですが、オイル処理跡と、調子に乗りすぎるなと囁く心のブレーキが良く効いたお陰で、5周目以上のタイムは出ず。ちょっと残念でしたが、B組トップで予選を終えることが出来ました。
着替えもせずにツナギのまま、A組の予選を見学。やっぱりA組のトップライダー達は速いです。自分が走った直後だったので、非常に参考になりました。
最終的に、A、B組の総合予選結果では、10番手。4列目の一番外側のグリッドとなりました。
以下、続く。