2020-11-05-Thu 敵の敵は味方、なの?
_ [日常] 一部の
ネトウヨと呼ばれるような人たちがトランプ氏を熱狂的に支持しているのを不思議に思っていたんですが、それって、トランプ氏が彼らが憎む中国を攻撃しているからなんですかね。言っていることとかを観察すると、バイデン氏になったら中国が日本を攻めてくるとか支離滅裂なことを言っているので、たぶんそうなのかな、と思うようになりました。
もしそうだとすると、情けない限りですね。自分の国は自分で守るという思想が無いんですかね。
守るってのは軍事的に守るってことじゃないですよ。外交です。今どきの世界情勢で、軍事的に国を守るなんてことはナンセンスですからね。それこそキリがない。
ちゃんとマトモな外国との交渉(外交)をやって、日本の地位を確立すべきです。それこそが日本の生きる道です。
そんなことを考えている中、この記事を読みました。
トランプ支持者に「真面目なファクトチェック」が響かない。百田尚樹ファンとの共通点
百田氏を支持する層と、トランプ支持層に近似点が極めて多いという話は、なるほどと腑に落ちましたね。
ファクトはある意味どうでもいい。それよりも自分たちの情念、憤りを晴らしてくれるかどうかが大切。
『社会保障にせよ、権利擁護にしても非常に大切な政策です。ですが、白人労働者からしたら「少数派の権利擁護ばかりで、支援のストーリーに自分たちが入ってない」と考えてしまうわけです。』とありましたが、日本においてもまさしく同じですね。だから、「ずるい」という感覚も加わり、生活保護受給者が攻撃される。
そういう意味では、日本がアメリカのように分断される日が来る可能性は高いと思われます。いや、すでに始まっているように思えますね。今のアメリカの姿は、いつか行く道と言えるかもしれません。