2019-11-29-Fri コンプライアンス
_ [バイク] OGKカブトという
ヘルメットメーカーがあります。ポジション的にはArai、SHOEIの2TOPに比べると、セカンドポジションというか、ちょっとブランドイメージが弱い感じ。自転車の方では国内シェアNo.1らしいですけど。
そこの国内工場が、経産省からJIS認定の取り消しを受けました。(バイク用に限る)
理由は、生産拠点の割合が届け出と異なっている状態を長期に渡って続けていたため、だそうです。
具体的には、届け出では中国工場80%、東大阪工場20%の割合で生産を行う条件でJIS認定を受けたのに対し、実際は東大阪工場の再選割合は20%未満だったそうで。(詳細は未公表)
これはヤバい。詳細不明だけど、もし国内/海外の生産割合が把握できていなかったら生産管理体制が全然ダメということだし、わかっていてやっていたのならば、産地偽装と言われても仕方ない。極論をいえば、工程の殆どを中国の工場で生産して、東大阪工場では最後のステッカー張りと検査だけやり、それを日本製として売っていた可能性だってある。企業のコンプライアンスとして全くダメです。
責め立てたりはしたくないんだけど、擁護は全く出来ないな…。
製品ひとつひとつの安全性は問題ないと言っているけれど、それはユーザーがどう捉えるか次第。疑いを持たれても仕方ない。
信頼を失うのは一瞬です。社長退任案件だと思いますよ。
弊社東大阪衣摺工場 JIS認証取消理由の経緯と詳細について(プレスリリース) (←内容が良くわからない。反省しているのか?)
弊社東大阪衣摺工場のJIS認証取消における今後の対策について(プレスリリース) (←残念ながら、この程度の内容じゃ信頼回復は出来ません)