2021-03-20-Sat XR100Rのヘッドバラシ。
_ [バイク] 予報通りに
朝から雨だったので、HSRは止めてガレージ作業です。
CB900Fレーサー号のFRPタンクカバー表面仕上げをしつつ、XR100Rのヘッドをバラシます。
なんでヘッドをバラすのか?それは圧縮が全然足りないからです…。
規定値11.5kgf/cm2のところ、6kgf/cm2しかない。こりゃダメです。多分バルブだろうな、と思ってヘッドを開けてみましたよ。
XR100Rってエンジンを降ろさないとヘッドが外せないのね。ま、軽いので苦ではないですけど。CB900Fに比べれば大抵のものは、ねぇ。
んで、サクッとエンジンを降ろしてヘッドを開けたんですが、こんな感じになってました(涙)
ピストン。EXバルブが見事にヒット。
燃焼室。EXバルブが不均一に変に焼けているのは密着不良の証拠。
EXバルブは見事に曲がってました。バルブをヘッドに差し込んで回してみると、隙間が空いたり閉じたり。オマケにステムエンドが偏摩耗していて、オイルストーンで削らないとバルブが抜けませんでした。これはINバルブも同様。
原因ですが、たぶんコレかな、と。
あまりに異音がデカいので、ヘッドカバーを開けてチェックした時に見付けてしまったコレ。タペットアジャストスクリューとロックナットの脱落…。
恐らくですが、脱落したコレらがバルブとロッカーアームの間に挟まり、バルブが閉じ切らないところにピストンが上昇してゴッツンコ。バルブ曲りに至ったんじゃないかな、と。
ま、とりあえずは原因が分かって良かったデス。さっさと直そ。