2010-08-15-Sun 電気は何処へ消えるのか。
_ [バイク] 電気系のトラブルシュートですよ。
CB-Fの充電系は、励磁式。要は電磁石式ですな。
なので、永久磁石式に比べるとチェックポイントが増えるのです。
1) 端子のチェック。
スタマグの端子、バッテリー端子、メインヒューズ、スタマグからメインハーネスへ行く端子(赤白線)、レギュレータ、ジェネレータ端子など。
スタマグからメインハーネスへ行く端子に腐食あり。少々黒ずんでいたので、磨いて清掃。思えば下記のチェックを先にして、清掃前後での変化を調べておくべきだった…。
2) フィードコイルへ行く電圧
カプラーの黒(+)・白(-)線間の電圧をチェック。これが下がっていると十分な発電が出来ない。
結果、11.7V。レギュレータでの電圧降下を考えると異常な値とは言えないかな。むしろ正常かも。
レギュレータは3個持っているんだけど、すべてがほぼ同じ。
3) ジェネレータの発電電圧
黄線3本それぞれの間の電圧を計測。
結果、アイドル1200rpmにてAC12Vちょっと、4000rpmでAC50Vちょっと。3本間ともほぼ同じ。
結構出ているんじゃない?差もないし。
4) 充電性能チェック
完全充電したバッテリーにてエンジンを始動し、バッテリー端子間の電圧をチェック。
2000rpmも回ればDC14Vが発生する。
これだけ出ていれば文句はない気がする…。
2)〜4)より、冷間時では問題なく発電している様子。もちろん、セルもギュインギュインと回る。
わ、わからん…。
残る仮説。
1) バッテリーが弱っていて、充電されない。
でも、充電器では充電出来るんだよな。走行中の充電条件と充電器での充電条件って何が違うんだ?
2) 熱を持つと、ジェネレータの発電力が下がる。
導体の温度が上がると電気抵抗が増えるのは物理法則。んでもたかが30度→90度くらいでそんなに変わるのか?
3) すべてが少しずつ弱っていて、複合的にダメダメになっている。
コレだったりして……。
何とかして解明してやるぜよ。
2が怪しそう。私のFも油温が上がると充電しなくなり、特に夏場にスロー系を弄るような走行、<br>セッティングを繰り返していると持ち出し+熱だまりでセル廻らなくなります。
あ、やっぱりそうなりますか?<br>でも、熱くなっても電圧は出ているんですよねぇ…。謎だ。