2007-05-13-Sun 全日本筑波に行ってきた。
_ [レース] 予定通り、全日本ロードレースの筑波ラウンドに
行ってきた。
天気も良くて、観戦日和だったね。昨日の予選は日差しが強くて、日焼け止めを忘れたオレは、結構日焼けしてしまった。ああっ、お肌のシミが増えるっ!ヒリヒリ痛いよー。
今回のレース、一番盛り上がったのはGP-MONOだったかもしれない。
絶好調の中木選手が、予選で1秒468のコースレコードをマークし、2位を1秒近く引き離すブッチギリのポール。順当に行けば一人旅のレースになるだろうな、注目は2番手争いか、と思っていた。
その中木選手はホールショットを決め、トップで2周目へ。その2周目、なんと2ヘアでフロントからスリップダウン。すぐさま復帰するも、中盤当たりまで順位を落としてしまった。
流石にこれはダメだろうと、殆どの観客は思ったに違いない。しかし、中木選手はここから怒濤の追い上げを見せる。
他の選手とは明らかに違う走りで追い上げる中木選手は、1分1秒273という驚異的なコースレコードを叩き出して、まるで周回遅れをパスするように前を走るライダーを追い抜き、遂に17周目にトップに浮上。
そして追いすがる小室選手、森選手を一気に引き離し、そのまま独走で優勝。まさに中木劇場であった。まるでノビー上田か巨摩郡か。
いや〜、ホントに凄かった。マシン+ライダーのレベルが完全に2ランクくらい上だったね。中木選手のマシンはTZフレーム+YZエンジンで昨年のチャンピオンマシンと同じ構成なんだけど、熟成がかなり進んでいるんだろうな。
開幕優勝の小室選手は今回からハルクのフレームを使っているんだけど、どうもセッティングが出ていないようで、なんだか乗り辛そうだった。なんだかフレームが硬すぎるように見えたけど、どうかな。
逆にモリワキフレームは、かなり柔らかいように見えた。S字とかでかなりクネクネしていたような。乗りやすいような感じはしたけども。
ハルクとモリワキ、双方の考え方が出ていて面白いかなー。
本命のGP125もバトル満載で面白かった。昨日の予選の時から、苦手なS字〜1ヘアの走りをバッチリ観察して、幾つかヒントもゲッチュしたぞ。次回走る時に試してみよう。
今回の筑波、結構観客がいたような気がする。スタンドもほぼ満員だったし、良い傾向だね〜。このまま少しずつでも盛り上がって欲しいねぇ。