2019-07-22-Mon 憲法改正論議
_ [日常] 選挙が終わった途端
アレは憲法改正論議を進めるべきだとイキっていますが、なぜ論議が進まないのかを分かっていないんですかね。
有体に言えば、「信用されてないから」ですよ。今のまま論議を開始すると、アレの言いたいことだけを主張し意見を聞かず、〇〇時間経ったので議論は尽くした、採決だ、となるのは目に見えています。
そもそも、「国の理想の姿を示すもの」なんて誤った憲法観を持つアレに、マトモな議論が出来るとは思えません。
これについては国会でも議論になっており、質問主意書が提出されています。
これに対する回答がコレ。例によってああ言えばこう言うの典型で、マトモに答えていませんね。そういうところだよ。(<信用されないのは)
しかもやっぱり根本的に間違ってるよ。国の理想なんてものは憲法には全く関係ない。憲法はあくまでも基本的人権を守るためにあるものだ。
その自民党改憲草案と現行憲法の比較をしたものがこちらにあります。
読みやすいダイジェストはこちら。
9条が論点になりがちですが、ホントにヤバいのは新たに加えられる9章。緊急事態条項。緊急事態を宣言すれば、全権が政府に委ねられるのです。
加えてこの草案では基本的人権は制限されています。国体>基本的人権、です。
こんな草案を出しておいて、議論なんてできるはずがありません。
個人的には、改憲は否定するものではありません。ただそれは、多くの国民が必要だと感じた時。現状ではその必要性は全く感じず、改憲は「総理の趣味」(@えだのん)と言わざるを得ませんね。