2016-03-31-Thu ブリトーではなくてブリィート
_ [バイク] ずっと悩み続けている前足ですが
良さそうなアイテムを見つけたので試してみることにしました。
NAG SEDから出ているBURRITOです。
同じようなアイテムであるレーステックのカートリッジエミュレーターはずっと使っているんですが、どうにもフィーリングがしっくりこない。圧側と伸び側のバランスが取れないし、圧側もストロークスピードによって変化が大きすぎる気がします。オイルの粘度はもちろん、ダンパーロッドにも手を入れたりしてトライしてきたんですが、どうにも…(悩)
ここで心機一転してみようということで、BURRITOを使ってみます。
NAG SEDの永冶さんには車種や使い方(レースユース)を連絡し、ワンオフで設定してもらいました。
こんなモノです。
バラしてみると、こんな部品構成です。
これ↓が圧側の減衰機構ですね。フォークがストロークするとスプリングで押さえられた蓋が開き、その隙間からオイルが流れることで減衰力が発生します。
こっち↓が伸び側のバルブ。ウェーブワッシャーで押さえられた蓋が伸びる時のオイルの流れで開き、隙間をオイルが流れることによって減衰力を発生させています。
レーステックのカートリッジエミュレーターと比べると、圧側は同じような仕組みですが、伸び側も減衰が発生するようになっているところが違いますね。
組むのは特に問題なく、スムーズに組めます。ダンパーロッドは加工していないノーマル品を使用。オイルは未開封のMOTULの#10を発掘したので、コレを使ってみました。
組み上げて手押ししてみると…うん、なんだかフツーだぞ。
いや、もちろんいい意味なんですけどね。ちょっと柔らかい感じもするけど、走り出しとしてはその方が良いかも。これは走るのが楽しみ。フツーに走れるといいんですけどね。フツーが一番。
続けて、リアサスのセッティングも変更してみました。
リア車高をアクスルで10㎜上げて、イニシャルを6mm減らす。狙いはストロークして行ったときの車高は変えずに伸び側のストロークを増やすことです。
さてさて、どうなりますかねー。他人事みたいですがー。
今週末はHSRの走行枠が無いので、来週にテストは持ち越しです。