2015-04-30-Thu 2年ぶりのツクバの洗礼?
_ [レース] 今日はツクバで練習です。
走行予約は、A1、A2、B3の3本。
1,2本目で体慣らしをし、3本目でちょっとタイムを狙う作戦です。
1本目のA1、8:00〜。
いつもながら1本目は忙しい。ツクバのゲートは6時には開くので2時間はあるんだけど、準備をしていると、なぜかあっという間に時間になってしまう。
今回も例に漏れず、気付くと走行開始30分前だった。懐かしい顔に会って話をしたおかげもあってか、緊張はしなかったけど。
いや、緊張してたか。仲間にも「緊張してますね」って言われたし。
2年ぶりのツクバの印象は…。
とにかくグリップする!路面がきれい!カントがすげぇ!最終コーナーは鬼グリップ!
うわさには聞いていたけど、再舗装した最終コーナーのグリップは凄いですな。今までの感覚で突っ込むと減速しすぎちゃいます。もちろんより早いタイミングでアクセルを開けられるようになるので、これはタイム上がるなぁ。
なんとなく感じをつかんだとこで、1本目は終了。
タイムは「らっぷ君」が調子悪かったのでわからなかったけど、体感では9秒くらいかな?
2本目はA2、10:00〜。
らっぷ君は発信機の電池が弱っているっぽかったので、新しいヤツに交換しておきました。結果的にはこれでOKでした。
インターバルに1本目の感覚を加えイメトレをしたおかげか、最初から結構いい感じで8秒前半がポンポンと出ます。まだ結構余裕だったので、少しずつでも詰めれば7秒は入るなーと思っていた矢先。
メインストレートでエンジンに違和感が。
1コーナー、S字でも明らかにおかしいので、1ヘアからアウト側を助走し、ピットへ戻ると…尋常じゃない量のブローバイガスが噴出してました。マジか。ヘッド周りからもなにやらガシャガチャ異音が。
さーっと血の気が引くのを感じつつ、とりあえずオイルキャッチタンクのチェックを。
シートを外し、オイルキャッチタンクを取り外して入っているオイルを排出してみたけど、出てきたのは10数滴ほど。ほとんど入っていない。
てぇことはやっぱり、エンジンからブローバイは吹いているんだな。
そうこうしている間に走行時間も終わってしまったので、ピットに戻して本格的にマシンチェック。
エンジンは掛かるんだけど、明らかに1発死んでいる音で、排気温度も1番シリンダーだけ極端に低い。
何かが起きているのは間違いないので、まずはプラグチェックをしたんですが…。
何じゃこりゃ!!
グチャグチャにつぶれたプラグが出てきました。
しかも1回ピストンにヒットしたとかじゃなくて、何かが書きまわった感じに潰れてる…。
あまりのショックに、写真を取り忘れましたよ。
一応プラグを交換して再始動したけど、やっぱり#1気筒はダメ。キャブに手を当てても吸ってる感じがしない。バルブかピストンリングか。ポートから覗く限りじゃ、バルブは大丈夫っぽかったんだけど。
どのみち筑波にいても何も進まないので、弟のガレージにTel。運よく開いているとのことなので、そこでエンジンを降ろし&腰上バラシをすることに決定。
2時間ほどかけて弟のガレージであるスピードデザインN2Fに到着し、早速エンジンを降ろします。
エンジンを降ろす前に、まずはタペットクリアランスのチェック。バルブを突いていればタペクリが過大になっていると思ったんだけど…。
あれ?組んだときとほとんど変化が無いぞ。
いやーな予感を抱きつつ、エンジンを降ろします。
二人いると降ろすのも楽。力技でいけるからね。
あっという間にエンジンが下り、2x4の即席エンジン台の上でヘッドをバラスと、こんなものが見えてきました…。
げ、見事な棚落ち。。。
考えるまでも無く、再起不能です。
想像するに、デトネーション発生⇒棚落ち⇒ピストンの破片が燃焼室で暴れまわる⇒グチャグチャピストン&燃焼室の出来上がり、ではないかと。
抜いたオイルに混じっていたアルミの粉はこれですな。
いやー、しかし参った。
どうしようかと途方に暮れて、本日は終了。